記憶の引き出しをこじ開ける~那須 殻々工房~
ここの自家製かきのスモークが好きだ。
といっても、もう何年も来ていなかった上に、ついさっきまで店の名前まで忘れたのだが。
えーっと…那須サファリパークのすぐ手前のものすごく細い道を曲がり…
不安になる頃に見えたペンションの明かりを過ぎて、更に不安になる頃にやっと見えて来る店で…。
こんな小さな看板があるのみ!(カメラを2台とも玄関に置き忘れて今日は三号機の携帯カメラ…)
不安になる頃に見えたペンションの明かりを過ぎて、更に不安になる頃にやっと見えて来る店で…。
こんな小さな看板があるのみ!(カメラを2台とも玄関に置き忘れて今日は三号機の携帯カメラ…)
実はそれを今朝からずっと悩んでいた。
ネットで検索すれば分かるのだろうけど
ネットで検索すれば分かるのだろうけど
あえて調べずに、記憶の閉ざされて立て付けの悪い引き出しをなんとかこじ開けて開けてやろうと。
その引き出しは夕方になって突如開いた。
そうそう!!!殻々工房(からからこうぼう)!!
ぽんっと出てきた店の名前。
こんなにウンウン唸って悩んだからには行かなきゃと思った。
こんなにウンウン唸って悩んだからには行かなきゃと思った。
このお店、バーである。
思い出してそのまま支度して車に飛び乗った。
…で、なんとかたどり着いた訳だ。
ギネスのサーバーに沢山の酒瓶を目の前にして頼んだのは…
ミックスベリーソーダ・・・と、かきのスモーク、きゅうりのピクルス。
(どんな組み合わせだ!)
あまたにチーズ工房の澄白チーズも食べたかったのだけれど、
あいにく切らしているとのことで残念。
結局ノンアルコールで、ゆるりゆるりと本を読みながら、2時間半。
のどから手が出るほど飲みたいのに、飲めないというのはなんだか残念。
かと言って、飲むためにわざわざ宿を手配するのも変かなぁ…でも思う存分飲みたいお店である。
記憶というのは不思議なもので、頭の引き出しにいろんなものを閉じ込めている。
それを開ける時、思わぬタイミングで開いてしまう時、それは時と場合により様々だけれど、
建てつけの悪い引き出しがガタタンっと音を立てて、がばっと一気に開いたみたいな、そんな1日。
Bar+Gallery 殻々工房