川霧の景色に息をのむ

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こういう美しい景色は、神様からの贈り物だと思う。
同じ場所でも、出逢える時は限られる。
そしてその時にそれに気が付けるか否か。見られる状況にあるか否か。
とにかくいろんな要素がびたっと揃って、初めて目に出来るものだと思う。
 
旅行中だった昨日、てんてこ舞いの状況で、宿の夕食が指定した時間に用意が出来ずに
待ちぼうけを食わされる羽目になった。
でも、待たされる間、一人川沿いを散策していて偶然この川霧に遭遇。
その時にカメラを持たなかった私、慌てて走り回り、カメラを手にして同じ場所に戻る。
その間、刻々と変わる霧の濃さ、明るさの具合。
慌てて川辺の草の丘を走って登ったせいで、草で足を切り、汗だくだったけれど
 
もはや、食事を待っていた事なんて忘れていたし
足に小さな擦り傷を作っていた事などどうでもよかった。
 
とにかくこの景色を前にして、全てが吹っ飛んだ。
もう言葉なんて出ないし必要ない。
呼吸することすら忘れていたと思う。
まさに「息をのむ」とはこういう事をいうんだ。
そんな風に思った。
 
2日間で、約540キロ走行し、今日はへとへとである。
早々に休むことにしよう。