韓国たび 食事篇(その他含む) 3日目/その1

3日目は梨泰院(イテウォン)へ。
ここは友人の靴をオーダーする為に訪れた。
この梨泰院(イテウォン)は、皮製品が安く手に入る外国人街。
日本でいうなれば、「神戸」の雰囲気に似ているんだろうか(もっとも神戸には行ったことないのだが…)
 
この皮製品のオーダーで訪れた店が安いのなんの。
皮のテイストと靴の形(ブーツなのかパンプスなのかなど)を選んで足を採寸。
それで1カ月ちょっとで靴を仕上げてくれる。なんと料金230,000ウォン~(19000円程)
靴の形で料金は変わるようで、パンプスならおそらく130,000ウォン(10,000円弱)程度で出来そう。
総本革のフルオーダーがこの料金なんて驚き。ちなみに男性のリピーターも多くいる様子。
靴は私も魅力に感じたので、次回これはオーダーするつもりである。
靴の形は、雑誌の切り抜きなどを持っていくとそれとそっくり、自分の足にあったものを作ってくれる。
わがままなんでもあれなこのお店、洋服もバッグも同じようにオーダー可能。
 
さて、食事篇に戻ろうか。
3日目の食事は、日本では販売自粛で見る事がなくなってしまった、
「ユッケ」が乗ったビビンバ、そしてサムゲタン
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サムゲタンは韓国の代表的なスープ料理のひとつで、
内臓をはずした丸ごと鶏にもち米、高麗ニンジン、栗、干しナツメなどを入れてことこと煮込んだもので
味は自分で塩コショウで調整しながら食べるものだ。
サムゲタンは当然ながら鶏のいいお出汁が出ていて文句なし。
ビビンバは言わずとしれた混ぜご飯だ。
 
この日実は、ソウルは1日150ミリ降った、記録的豪雨の日。
靴のオーダーを終了してから南大門(ナンデムン)に移動したものの、もう寒いのなんのって。
この南大門でホットク(韓国風おやき)を屋台で買ってぱくり。
雨で写真が取れなかったのだけれど、
中は黒蜜たっぷりで今川焼の皮みたいなほんのり甘い皮に包まれていた。
焼き立てだったら絶品だったに違いない。
他の店では、チャプチェ(韓国風はるさめ炒め)が入ったホットクも販売されていた。
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南大門も、夜~夕方の営業スタイルの東大門と似ていて、
東京で言うならば、アメ横に似ているだろうか。
1本の大きな通りではなく、幾つものエリアに分かれて路地になっている。
雑踏、雑多な雰囲気で食品、衣類、高麗ニンジンなどの
サプリメントや薬酒などなんでもござれ。
豚の足がずらりと並んで、モデル足博覧会みたいになっているし(当然食べるのよね…)
 
「ニセモノ アルヨーゥ ニセモノ アルヨーゥ」と、
堂々とブランドのコピー商品を売ってしまうあたりが凄いところ。
いや、すみません、税関で没収されますんで買いませんし興味ありませんから。
 
この南大門は、次回はお天気がいいときにゆっくりと訪れたい所。
多分私は、韓国的な、というより「アジア的な」雑踏が好きなんだと思う。
こういうカオスのような場所にはパワーが溢れていて元気をもらえるような気がするから。
 
南大門と言えば眼鏡、という事で私は、眼鏡を作った。
おしゃれ眼鏡が、11,000ウォン。
次回は度付きのサングラスだな。(物欲の鬼と化しつつある私)
 
次の食事の場所へと移動したいのだが何せひどい雨。
分かりにくい路地。完全に道を失い2人で迷子に。
日本語も英語も分からないおじいさんに道を聞いたら、南大門にまた案内してもらう。
 
そんな珍道中、次は前日行った明洞(ミョンドン)に向かう事になる。
つづく。
 


皮製品フルオーダー店
in toto(イントト)
ソウル市 龍山区(ヨンサング) 梨泰院洞(イテウォンドン) 64-33
9:00~20:00