宇都宮thursday night fever~天然酵母パンreclu~
天然酵母reclu(レクリュ)さんのパンを
長蛇の列に並んで購入。
recluさんのパンはレーズン酵母。
ところでお店の名前は、
レ...raisin(レーズン)
ク...creer(創り出す)
リュ...lune(月)
ク...creer(創り出す)
リュ...lune(月)
それでレクリュなんだとか(レクリュさんのblgより引用)
本当にまじめに酵母と取り組んでいらっしゃる事、
はパンが全てを物語る。
酵母と会話しながら作っていらっしゃる
どっちりとしてそれでいて優しい味がした。
こういう時のパンというのは、
作り手さんの分身みたいなものだ。
常に行列と接客にお忙しそうで、
お話をほとんどうかがえなかったのだけれど、
真面目にパンと向き合った結果のお味なんだなとしみじみ思うパンだった。
ところで、お店のパンを前にして…
ぬっこの食欲の権化がうずうずとしはじめてノー・リミット・オブ食欲と化してしまった私。
思わず、パンの買占めに走ってしまった。
買ったパンは…全部で7種類。まだ、全部は食べきれていないのだけれど、
まず気になって真っ先に食べたのがピーナツバターサンド。
母と半分こするのに、カットしてしまったのだけれど、侮るなかれ、このピーナツバターも手作りだ。
そもそもピーナツバターが手作り出来る事すら私は知らなかったのだけれど、
ピーナツをすり鉢でごりごりごりごりとすりつぶし、バターや砂糖を加えたというこの味わいったら、もう!
口の中に大粒のピーナツ、(いや、落花生と言った方がしっくり来る感じ)のポリポリ感と
そして香ばしさの後に広がる何とも言えない豊かな風味。
パンの味わいとともに噛みしめるごとに自然と笑みこぼれてしまうお味だった。
今日のお昼は、パンキッシュを頂く予定でいる。あぁ、美味しいパンがあるって幸せ。
(あれ、ダイエットしていたんじゃぁ…これじゃ痩せる訳ないよね、私。)
私は酵母さんとどう付き合っていいのか分からないので、手を出せていない世界。
recluさんのパンは、酵母さんと会話し、いい状態に引き出して発酵し、
どっちりもっちりそれでいてきめ細やかな、なんともいえない風味のパンだった。
ところで、同じテント横で作っていた「夏野菜の焼き立てパニーニ」
(食べたい一心で動揺していたらしく、撮った写真を見てみたらメニューが見切れる失態…あららぁ)
La Patinaさんのショートパスタが食べたかったので、パンを買い占めした後一度店を離れたのだが、
やっぱり食べたくて戻ってきてしまった私。
パンをこんがりと焼き上げて、そこ夏野菜たっぷりのパンチのあるラタトゥイユを挟み込み
ベビーリーフを少々。半分にぺたりと挟んだら出来上がりの一品である。
パンの表面は、フライパンで焼き上げているのでサクサク、そして中はふわぁ、
そして次の瞬間ラタトゥイユの酸味と甘みと旨味が追いかけてじゅわぁぁ、なお味。
うんうん。当然笑顔の私。
イベントでは席数が少なく、私みたいに独り者にはテーブル席をどでーんと独り占めする訳にもいかず
片隅のベンチでぱくぱく食べる事になる。
もうちょっとゆっくり座って味わえたら良かったなぁ。
このrecluさん、店舗は持たずに、委託販売や、こういったイベントに出店のみでの販売。
次回の出店の時も食べに伺うことにしよう。
天然酵母パン屋 reclu