ふあふあに涼を求める~天然氷のかき氷~

栃木県鹿沼市の、「Cafe響茶庵(きょうちゃあん)」さんで
天然氷のかき氷が始まったというので行ってきた。
入口にのぼりも立っていて、ワクワク感満載。
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お昼どきなので、店内は女子がわんさか。
私はお昼は既に済ませているので、迷わずかき氷を注文。
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でも…800円(練乳なしは700円)もするのか。うーん。
いやいや、躊躇してる場合じゃない。これを食べに来たのだから。
それにしてもこんな高級かき氷、食べたことないし。
車の中でやっぱ抹茶かなぁ、うーんいちごかなぁなんて悩みながら来たのだが
私は結局抹茶あずきをチョイス。
もも味もカフェオレ味も気になるところだが…いやいや抹茶で!
 
かき氷を頼んだと見られる別のテーブルから、歓声が上がる。
わぁぁ、美味しそう!だなんて言われるとこっちも気になる。
振りかえってみてみたい…いやいや我慢。
じっと耐える事数分。来た!
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な、なんじゃこりゃー。
名付けて「白い森」
フワフワ、じゃない。「ふあふあ」である。
どこから手を付けたらいいのか、と思ううちにあっという間にしゅわしゅわ溶けてゆく。
 
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ぱくり一口。
口どけ柔らか。さすが天然氷。
氷の結晶をそのまま食べている気分である。
私は「がりがり君」が大好きでこの時期よく食べるのだけれど、(あれはあれで好きだが)、
これはがりがり感は微塵も感じない。かき氷なのに!
 
白い森を征服中。
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そして白い森をもしゃもしゃ探索したら、中からあんこがどっさり出てきた。
しまった。混ぜて食べるべきだったか。
 
そんなこんなで、800円、しゅわしゅわふあふあ…あっという間に完食。
なぜこういう時って、「あーあ、なくなっちゃった」という気分になるのだろう。
思わず、おかわりしてカフェオレ味も食べたくなるが…ぐっと我慢。
ランチより高いかき氷もないよなぁ、なんて自分自身を納得させてみたけれど
本当は、一人で来ておかわりかき氷を頼む勇気がなかった、とも言う。
 
何となく白い森を征服し尽くした充実感にひたりながら横目に見える水出しアイスコーヒー。
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ぽたり、ぽたりと珈琲が抽出されてゆく。
やっぱり、この1滴1滴抽出された水出しアイスコーヒーも捨てがたい。
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というわけでアイスコーヒーでしめることにした。
がつんっと後頭部に来る苦み。
ふあふあの後だけに、何となくこの「がつんっ」感が強く感じる。
深煎りフレンチロースト、珍しくミルクを入れて飲む。
ミルクが溶けてゆく様子をしげしげと眺めつつ過ぎゆく幸せな時間。
 


Cafe 響茶庵(きょうちゃあん)
栃木県鹿沼市上材木町1737
定休日 月曜日
11:30~22:00