浅草橋そぞろ歩き その2 ~迷子の顛末~

昨日の記事からの続きである。
→昨日の記事はこちらから http://blogs.yahoo.co.jp/meme_hituji/64699091.html
 
さて、どうしよう、帰れない。
とりあえず、カレー屋の場所を伺った畳屋のおじさんには
ありがとう!行ってみる!なんて意気揚々と別れを告げてしまったので
今さら自分が迷子になったとは言いだせずに、歩みを進めてしまう私。
あ。駅に戻ってきちゃった。しかも西口側のお店だったはずなのに、東口にいる私。
あーもう無理と腐る私。
 
その時ふと思いついた。母がいる「革ひも60メートルの店」(店名が分からない笑)の
写真を撮っていた事を。
よし、これで行こう!
イメージ 1
通りがかりの人に「このお店はどう行ったらいいですか?」とデジカメの写真を見せる。
これなら店を知っていれば戻れるし、知らなければ「すみませんありがとう」と
かくかくしかじか迷子になって、なんて恥ずかしい話をせずに済む。
写真を撮ったのを持ってるなら行ったんじゃん、と突っ込まれそうだけどまぁまぁそこは置いといて。
 
でも、通りがかりの人に聞いたものの、なかなか小さなお店だし
路地を一本入った店、行ったことがあるか、詳細な土地勘がなければ分からない。
辺りに何が見えるかなんて聞かれても、
手かがりを覚えていればそもそも迷子にもなってないわけで。
とりあえず西口はこういけばいい、というのだけは聞き出せて歩みを進める。一歩前進。
 
そして西口側に戻ってきたものの、そこから先がどうもうまくいかない。
あ!別の店の人に聞けばいいのか!
店の人は確実にこの土地を知っているし、分かるかもしれない。
 
そしてビーズの店を物色する客のフリをして、
この後皮を取り扱っているこのお店に行きたいんですけど、店の名前が分からなくて…なんて
お店の人に聞き、無事に場所を聞くことに成功。
 
かくして元の場所に無事戻れたのであった。
(って、多分、半径200メートルぐらいの中で私はもがいていたのだろうけど)
で、戻ってみたら、41、42…まだ皮ひもの長さを計っていた店の人。
 
…ってうか、まだやってるしっ!