野宿の旅 ～長野県松本市～
1日だけ更新を休むつもりが…気が付けば3日過ぎていた。
1日の早朝出発して、一路長野県松本市へ。
そして2日は野宿アフターで都内の友人と会う約束をしていたのだがそこでトラブルが勃発し。
疲れて途中休憩して栃木に帰宅が日付が変わった深夜。丸2日間、トータル780キロ走行。
というわけで昨日は、完全にグロッキー状態で1日中惰眠をむさぼる日となった訳だ。
で、野宿はというと…一言。
楽しかった！！！
でも、「山行」って言っても特別山に登る予定も（そして体力も）ない。
それでも参加したのはなぜかって？
本当の事を言えば自家製ベーコン持参で講習会後の酒宴が目的だからだ。
さてさて、お待ちかねの酒宴はさておき講習会だが
1泊分の携行品がどれぐらいのものになるのか？などなど。
持って行くのはシュラフ（寝袋）、テント、食糧、雨具、ガス式の山用コンロ、救急用品などなど。
これらを丁寧にパッキングしていくと、10キロ弱の重さになる。
背負ってみるとこんな感じ。
私の背丈だと背負っているというよりも完全に背負われている感じである。
おっとっと…よろけながらなんとか背負ってみたものの
ずしりと肩にベルトは食い込むしどしんと腰に響く。
お、重ーーーーーい！
一歩一歩がなんとか踏み出せるかどうか？という感じである。
さてさて、夜の帳が下りる頃になってカモシカスポーツさんの庭先の芝生にテント設営。
テントが庭先にずらりと並ぶのもまたキレイな景色だし初めての経験。
宿泊先、テント！宿泊代金ゼロ円。そこでの経験プライスレスである。
今回のテントは友人が用意してくれたものを使用。2-3人用でなんと980円！
夕食はというと。
これ。
お湯を入れて20分程で出来上がるご飯と、お湯を入れて2分程で出来るカレー。
だけど最近の山用品をなめちゃいけない。
味はいたって本格的で、普通に食べられる物だった。
スパイシーで辛い辛い。
そして、山食なりのグルメもある。つづいて闇鍋講習会。
乾燥した海藻とハルサメを水で戻して、粉末だしとお茶漬け海苔で味付け。
これがまた美味なり。
お菓子のじゃがりこにお湯を入れて作るポテトサラダ。
その他90秒で茹であがるマカロニとオイルサーディンで作る絶品サラダなどなど。
みなさん、いかに軽い装備で登り、いかに美味しいものを食べるかを研究中のご様子。
…とはいえ、重くても土鍋をえっちらおっちら背負って山で鍋をした方が楽しいと思うけどなぁ。
私の場合、山に登るのが目的じゃなくて、
いかにして非日常の場所で美味しいものを食べるか、という目的だったりするので、ちょっと違うけど。
その後、お店の人々とともにバーベキュー。
そもそもカレーでお腹いっぱいになり、私はこの辺りで酒宴に突入しもう焼酎に首ったけである。
山好きが高じて、松本にリゾートマンションを買った人、
山やカヤック好きが高じて、テントマニアになった人。
人生いろいろである。
お酒を酌み交わしながらいろんな話を聞いて夜も更けてゆく。
