ミントのルーツ

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今、うちのホテルに併設の畑で取れたミントがゲストが利用する内湯に入っている。
ミント湯、である。爽やかで湯上りさっぱり、のはずなのだが
実際には自分は入っていないので実のところどうかはよく知らない。

それらの案内は各部屋に入れ、そしてお風呂にも案内板を出す。
そういう案内やPOPは基本的に全て私が担当しているのだが、
せっかく作るんだから、お湯の説明だけでは面白くない。

ミントのルーツを調べてみた。
ミントとはギリシャ神話でプルートに愛された妖精ミンタが妻の逆鱗に触れ
踏み潰され草に変えられてしまったがそれでもなお爽やかな香りを残し人々に愛されたー
という所から来ているそうだ。ミントは丈夫で繁殖力が強く踏まれても枯れない。
そんな所からも来ているらしい。
浮気がばれて奥さんに引き裂かれたといういいんだか悪いんだか分からない微妙な話。
噛み砕いて言えばミンタさんとプルートは浮気の関係だったということだ。
ミンタさんはうちのホテルで(顧客情報の)名前の先頭に*(アスタリスク)を付けて
名前で検索できないようにし、通常のゲストの顧客リストとは分けるNo-Infoゲストと一緒。
―ミンタとプルートは『アスタリスクな関係』だったということか。
奥様でない相手を連れていらっしゃるゲストも多いので、
部屋の案内に載せるには微妙なエピソードだがまぁいいとしよう。

最近こんな感じの案内をつくることが多い。
会議の案内、通行止めの看板、ゴルフ場の案内、蕎麦うちの案内―
ますます自分の肩書きがわからなくなってきた。
仕事の枠を作らず好き勝手をしたい私には丁度いいけど。
でも最近副業に請け負う仕事の量が莫大で自分の仕事に手が回らない…。