眠れない夜

仕事で細々とうまく行かなかった事への苛立ちのせいなのか
帰り道、そんなイライラの気分転換に少し話しをして帰ろうとフロントに寄ったら
残っていたレストランスタッフの会社へのたまった愚痴を延々1時間半も聞いて
憂さ晴らしのサンドバック代わりになったせいなのか
職場の冷房の中と自分の部屋の暑さとの温度差に体のサーモスタットが壊れたせいなのか
何だか分からないけど、あぁもうっ!!っという状態。

そんな時って別に状況的に悪くない事まで悪く考えたり
不規則な生活のせいで左の頬に出来た大きな赤いスイッチがきっと振られにきびに違いないとか
思春期の学生みたいに(今どきそんな事言う人すらいないだろうに)思い悩んでみたり。
そもそも振られる相手なんぞ最初からいないだろうという現実にしょんぼりしてみたり。

要するに意気消沈である。
一晩寝たらきっと忘れてしまうに違いない。
忘れてしまうに違いないけど、決まってこういう夜は眠れない…。