カツゼツが悪い私

電話でカツゼツが悪いのは致命的だと思う。
そんな致命的な私。

電話が鳴り、電話に出る。
お電話ありがとうございます、と言った後で
ホテル名をきちんと言っているのにもかかわらず大抵聞き返される。
自分ではきちんと言えているつもりなのに、である。
今日はひどかった。
「お電話あるぃがとうございます、○△※☆・・・」
ロレツが回っていない上にホテル名にいたっては言葉になっていない。
飲んでるのか?自分、というぐらいで噛み噛みというレベルをはるかに超えている。

最悪だ、と思っていたら電話先で大笑いしている聞き覚えのある声。
春から沖縄のうちの系列ホテルに異動になったレストランの男の子からだった。
いろいろ人事でトラブルがあったりで内部的に今大変な状況らしく
暗い話題ばかりで落ち込んでいた所
そんなボケボケな私の声で元気が出たと喜んでいた。
とりあえず人一人楽しい気分にさせて良かったということにしておこう。

もともと私はファとかフィが苦手である。苦手というよりまともに発音出来ていない。
カフェは音としては「カへ」パフェも「パヘ」である。
(字にすればするほど間抜けに見えてきた)
早口で誤魔化してしまうので気にしなければ相手は気が付かないが。

カツゼツが良くなる方法はないだろうか。
うちのホテルにかけた電話で、舌足らずのグダグダの挨拶だったらそれは多分私…。