いったんリセット

部屋の電気を全部消して、
自分の部屋のベランダから暗闇に浮かぶケヤキの木を眺めるのが好き。

ささくれだった気持ちとか
いろんな思いとか全部いったん背中から下ろして
何にも考えずに手すりに持たれかかってしばらく雨の音を聞いてた。

明日になればまためまぐるしくいろんな事が起きるような予感がするけれど
時間はみんなに平等に与えられるもの。
その時間を笑って過ごすのも、眉間にシワを寄せて過ごすのも
それは自分次第。

さて。笑って明日の朝を迎えよう。


言葉は要らない
ただ静寂に身を任せたい

目を閉じて柔らかく葉に落ちる
雨滴の音を感じたい

同じ空の下にいるあなたを想う
静かな夜