ワナ発見

あまりにいい天気なものだから、ちょっと出かける事にした。
別に混んでいる訳でもないだろうけど、裏道の林道経由で街へと降りる。

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この林道の名前が『1000m林道』
標高1000m付近に位置しているからそんな名前。
ベタ過ぎである。
それにしてもこの時期は緑のトンネルがすごく気持ちがいい。
国道が大渋滞の夏のシーズンはずいぶんと重宝する抜け道。

いつもは途中で降りるんだけど、
そのまま林道を抜けたらどこへ行くのか行ってみることにした。
・・・すると突如砂利道。
知らない道を走る上で、引き返した方がいい度合いを私の中でいくつか決めている。

 ①舗装道路でないこと
 ②舗装でない上に平坦でないこと。漬物石サイズの石がゴロゴロ
 ③今まであった電信柱が急になくなること(民家すら近くにない)
 ④道幅が極端に細くなること
 ⑤道路に草が生えたり落葉が沢山あったりして廃道と化してること

これを全て満たしている状態で前に進めなくなり
山奥の林道をUターンすら出来ず半泣でバックで戻った記憶が・・・。

この場合、舗装でないけど道幅は広いので大丈夫。
そのまま進んだら、舗装道路に出たけれど急に道幅が細くなって
道路に草が生えたり橋の上がありえないぐらいの泥が積もったり・・・。
大丈夫かな・・・と思いつつも
何となく広域農道に合流出来る根拠のない自信があったのでそのまま突き進む。

途中、看板が立っていた。
'''『このあたり、イノシシが出没しているので、6月30日までワナをしかけてあります。
ワナに捕まっているのを見かけたら、連絡してください。ワナには近づかないで下さい』'''

ワナ?!わくわく。
ほんの少し走ったら、ちょっと開けた畑みたいな所にワナらしきものを発見。
そのあたりに駐車できるようなスペースなどないので、
道のど真ん中に車を放置して、檻に近づく。
(数分前に見た看板のことなんてすっかり忘れている私)

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それにしてもずいぶんと大きな檻だった。
ネズミ捕りのイノシシ版みたいなもの。
檻のサイズは私の背丈よりも高い。
人が入っても閉まるのか試してみたくなったけど
自分ひとりでワナにはまって、
中から携帯で連絡して助けを求める図が
あまりに間抜け過ぎてやめた。
(当たり前)

それにしても本当にイノシシ、捕まるんだろうか。

結局もくろみ通り、比較的交通量のある道に最終的に戻って、
プチ冒険は終了。