お皿の中の小さな春

本日のお献立。
春待ちサラダとワタリガニのトマトクリームパスタ、リッチな食パン添え。
ソースはパンに付けて召し上がれ、という事で、パンも添えて。
 
なんだかここ数日春めいてきたのに今日は肌寒い冬の空。
今夜から雪が降る予報も出ている。
あぁせっかく春めいてきたのになぁ、と思いながらスーパーに赴いたら入口に菜の花が売っていた。
家の前の田んぼのへりには自然にこぼれた菜の花がたくさんあって、
3月の終わり頃には黄色の花畑になる。
三寒四温の日々、早く春が来ないかなぁなんて気分になり、
せめてお皿の中だけでも小さな春を愉しみたいなぁ、と。
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炒ったくるみと、セロリを刻んだもの、
茹でてバターを絡めた粗くつぶしたジャガイモ、
ゆでたまご白身ズワイガニのほぐし身が入って
くるみのカリカリ、セロリのサクサク、
じゃがいものほっくり、噛むたびにいろんな食感が楽しめる。
和えたドレッシングはヨーグルトとマヨネーズ、
ワインビネガーとパルミジャーノクレージーソルト
それから味をきりっとひきしめてくれる黒コショウを一振り。
お皿にサラダ菜を敷いて。サラダはおわん形に盛り付けて。
忘れちゃいけない花畑を彩るゆでたまごの黄身を
茶こしでふるいにかけてパラパラ。(もとい、もっさり!)
自分で作って喜んでいる私は、おめでたいとつくづく思うのだが、
菜の花畑に思いをはせて作ったサラダは大好評だった。
多分見栄え的には黄身多すぎである。
 
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ワタリガニのトマトクリームパスタは私の十八番。
気づけば両親も私も無言でソースで
手をべたべたにしながらワタリガニと格闘していたのだが
いやぁおいしいものを食べるって
自然と笑みがこぼれるものだ。
 
盛りが、ものすごいてんこもりなのは
皿が小さかったから…ということにしてくだされ。
 
ごちそうさま。
 
さて、明日は雪景色でも撮りにいこうかしら。
(通勤の心配もないので、内心どっさり降れ降れ、と思っている私。)