母と一緒に鎌倉旅行

昨日は、青春18きっぷの最終日だった。
残りは2回分、2人で日帰り旅行か、1人で一泊旅行か。
どうしようか悩んだ挙句、前者を選択。
 
地震で揺さぶられる日々、家にいると正直地鳴りだったり
揺さぶられる事に対して過剰に反応してしまう。
2階は揺れるので、出来るだけ1階で過ごすとか。
お風呂で被災するのも怖いので、さっさと入浴を済ませるとか。
それが期限付きなら我慢もできる。
でもこれから先どれぐらい続くのかも分からない。
そう思ううちに何となく気分も沈んでくる。
恐怖とは知らず知らずのうちに人を蝕み、萎縮させてしまうものだ。
 
自分が知らず知らずのうちに下を向き始めていた事。
また大きな地震が来るかも、と少なからず怯えていた事。
そんないろんな負の感情を数日旅に出る事で払拭出来たのが先月の事。
普段笑顔の絶えない母だって、おそらく同じだろうなぁと。
それで、かねてから行きたいと言っていた鎌倉へ、母と一緒に出かけることにした。
 
前日の晩から、洋服は何を着ようか、どこを回ろうかなんて言いながら楽しみに迎えた当日。
 
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鎌倉駅から、午前中は銭洗弁天、佐助稲荷神社へ。
それから隠れ家ビストロでの早めのお昼休憩を挟み
花いっぱいの長谷寺の金色の如来様、高徳寺の大仏様を拝んで。
そんな行程。
 
ウィンドウショッピングならぬ、2人とも衝動買いの嵐。
あら、この洋服かわいい、はい、お買い上げ。
この雑貨素敵、はい、お買い上げ。…あ、これも買います!
気がつけば2人とも両手にお土産袋でいっぱい。
黒山の人だかり、という感じで溢れかえっていた小町通り鶴岡八幡宮には近寄らずに
何となく人ごみを避けてのゆったり旅行。
 
帰ってきて、2人とも笑顔でご満悦。
買ってきた洋服でファッションショー。
母も少しは地震の恐怖から解放されたかしら。
そんな気分転換もたまには必要だ。
 
・・・とはいえ、無情にも今日も夕方からさんざん揺さぶられているのだが。