ぬっこ的、絶品エビのトマトカレー
カレーと一口に言っても、ジャガイモ、人参、玉ねぎ、肉のスタンダードなものから
ひき肉いっぱいのキーマカレーまでさまざまだ。
私が作るカレーには、ジャガイモを入れない。
冷凍したときの食味が悪くなるからだ。
そんなぬっこカレー、昨夜はエビの旨みたっぷりのトマトカレーだった。
たぶん今まで作ったカレーの中で一番美味しくできたかもしれない。
そんな絶品カレー、リクエストをいただいたのでレシピ(というようなものでもないが)公開。
カレールーはレトルトを使用している。
■作り方 (たぶん10皿分ぐらい、所要時間は1時間ほど)
フライパンで具材それぞれを炒めて、鍋に投入して煮るだけ。
各々を別で炒める面倒さはあるけれど、使うのはフライパン1つと鍋1つ。
(1)薄切りにした玉ねぎ2個を飴色になるまで、せっせとバターで炒める。
40分ぐらい。焦がさないように最後は弱火で丁寧に。たぶんぬっこカレーはこの工程を一番大切にしている。
しばらくしたらブランデー50ccを投入しアルコールをきっちり強火で飛ばす。
ちなみにこのエビは煮込んでしまうので、食べる時は恐ろしく小さくなるけれど、カレーに美味しい味を移すためのもの。
小ぶりのもので問題ないけれど、量は多い方がいい。
甲殻類は、ブランデーとの相性が良くて、生臭みを取るにはぴか一なのだが、なければ、白ワインでもOK
むきえびではなくてシーフードミックスでもOK
(3)1と2、ざくぎりの生トマト1個分、ホールトマト1缶、水2リットルを強火にかけてコトコト。
あくが出るので丁寧に取る。
瓶のパスタ用のトマトソースがあれば、それをホールトマト1缶の代わりに。
トマトソースって万能選手で玉ねぎもチーズも入っているので、味に深みが出ると思う。
ぬっこの料理はトマトソースを意外と多用するので、瓶のトマトソースは必ず常備している。
(4)あくをきれいに取ったら火を止めてカレールーを投入。
あぁ、食器棚押さえなきゃ、あぁ、カレールーが・・・と台所でおろおろ、右往左往。
(5)粉チーズを1/2カップ分程投入、溶かして少し煮込み、味を馴染ませたらカレーはこれで完成。
ぬっこ必須アイテムの粉チーズは、パルミジャーノレジャーノの塊をごりごり削って使用。
パルミジャーノ・レジャーノ、この舌を噛みそうなチーズは、一度食べると、ふつうの粉チーズが味気なく感じてやめられなくなる。
値段は張るけれど日持ちするし、削って使うので意外と長持ちするのでぜいたく品でもないかなぁと。
■トッピング用の具材とソースの作り方
(1)フライパンでトッピング用のエビをバターで炒めて、白ワイン50ccを投入しバターソースを作る。
(2)エビが赤く色付いたら塩コショウ少々とみじん切りのパセリを散らしてトッピング完成
今回はエビのほかにホタテ貝柱があったので一緒に炒めた。出来上がったトッピングは、カレーの中へ。
(3)ソースは、盛りつけたご飯にかける。
たぶん、このバターライスだけでも十分いける。
そういえば、美味しい話を書くことはあってもレシピ自体書いたことはなかったかも・・・。
ちなみに今夜はトッピングをホタルイカと菜の花に変えて2度目のカレーである。