豚バラがベーコンと呼ばれるまでの道のり

先日買ってきたあさの牧場で買ってきた絶品豚。
この豚バラ肉が「ベーコン」と呼ばれるようになるまでの道は険しい。
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普段食卓に上るベーコン。
これらは燻液に付けての大量生産されたものだ。
それはそれで美味しいし、料理にも大活躍、欠かせない。
ただ、手作りするベーコンと、この普段販売されているベーコンは
そもそも違う食べ物だと考えた方がいい。
そのぐらい味が違う。
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豚バラ肉は、真っ白になるほどまんべんなく粗塩をまぶして重石をかけて一晩寝かせる。
これは血抜きの作業だ。
 
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次はうんと濃い塩水に醤油やきび砂糖を入れて作った
「ピックル液」と呼ばれる謎の液に浸し、
その他調味料、にんにくと庭のローズマリーちぎってをぱぱぱっと入れて密封ビニールに。
このまま5日間。
毎日美味しくなれ、美味しくなれ、と呪文を唱えて、上下をひっくり返す事を忘れずにするのが私の作業。
 
5日経ったら、きっちり塩抜き、一晩さらに乾燥させて
そのあとでのお焚きあげの儀式、いや燻製作業というわけだ。
今は冷蔵庫に眠ったままの豚バラ肉。
美味しくなぁれ。美味しくなぁれ。
燻製作業を予定している週末は…どうやら猛暑の模様。
豚バラとともに火加減と温度の番をする私も熱されるか。