痛みと優しさと嬉しさと~第四次燻製の評価を頂く~

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先日作った第四次燻製のベーコンを肉屋さんに直接お渡ししたのが先日のこと。
 
先日率直な感想とともに丁寧な評価を頂き、
燻製の火の入り具合や塩加減、それから甘みなどの課題をしっかり指摘頂く。
実際、私も食べて美味しいと思う。
だけど、次の目標だったり課題がなかなか見えてこない。
そして、実際塩抜きする行程があるのだけれど、それがなかなかうまくいかずに
何となく肉の旨味まで抜けてしまうんじゃないかってぐらいに流水にさらしていて
心の中で微妙に「これで満足じゃないはず」、そんな風にいつも思っていた。
だから次はどうしようかな、に繋がってきていたんだと思う。
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その、「これで満足じゃないはず」のモヤモヤをずばり、指摘された気がした。
モヤモヤが少しずつクリアになっていく半面、やっぱり正直…痛い。
 
それはでも、プロなりの優しさ。
私は単純におつまみにでもしてもらえれば、という気分だったのだけれど
わざわざ皆が集まった時を見て、試食会を開いてくれたのだそう。
個人が作ったほんの少しのベーコンの為にそこまでしてくれるなんて、なんて嬉しい事なんだろう。
何となくずばり指摘された鋭い痛みとともに、
じんわり相手の優しさと自分の嬉しさが同時に広がる複雑な気分。
 
率直に皆さまの感想とともに頂いた総合評価は☆2つ。
果たして3つの☆のうちの2つなのか。
それとも5つの☆のうちの2つなのか。
はたまた、10の☆のうちの2つなのか。
それは分からない。
…昔の通知表は5段階評価だったっけ。それで2だったら、「もっとがんばりましょう」といった所。
10個のうちの2つだったら…びーびー泣きそうである。
でも、☆の数で評価してくれただけだって、ありがたい話だ。
 
そして今まで私がやってきた方法とは違う方法での仕込みのレシピを教えてくれた。
「ソミュール法」というのが、今まで私がやってきたうんと濃い塩水とハーブやスパイスとともに
漬け込む仕込みの仕方。
今度教えてもらったのは、「乾塩法」。
方法としては、塩やハーブを直接肉に擦り込んで、寝かせる方法でソミュール法よりもシンプルだ。
だけどシンプルがゆえのむずかしさもあるようで、
ネットで調べてみてもあまり細かいやり方は出てこない。
どうしたらいいんだろう。うーん。
 
それでも、次への挑戦に繋がるワクワクが湧いてくる。
まずはやってみたい。
もう少し情報収集が必要のようだけど。
燻製用の「ピチットシート」なるものも気になる。
 
というわけで、第五次ベーコン燻製近々始める事の決意表明。