そこはかとない強さを願いながら

毎日の日課、ブルーベリー摘み。
うちには8本の木があり、ちょうど今たわわに実る時季だ。
とても一家族では食べきれる量ではないので近所に配ったり
バーを営む知人や友人に送ったりしたのだけれど、それも一段落。
今日の熟れ具合は、ちょうどいい感じ。
うん。いい感じ。食べごろ、なんて思いながらひとつひとつ色づいたものを見つけては摘んでゆく。
 
そんな「摘みたて食べごろブルーベリー」を手に宇都宮へ。
 
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赤ちょうちんで、焼き鳥を肴に一杯ひっかけてから行く先は、「パイプのけむり夢酒OGAWA」
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小川さんと菊地さんに食べてもらえたら、と、ふとブルーベリーを摘みながら思ったのだった。
写真はシェーカーを振る、菊地さん。
この背筋をぴんっと伸ばして凛とした姿は、いつ見ても気持ちがいい、そう思う。
これはよそ様のカクテルを作る姿をパシャリと撮らせてもらった姿。
 
ベリーニとジンフィズを頂いた後で、宮城峡を頂く。
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宮城峡は、その名の通りニッカウヰスキーの宮城蒸留所で作られたシングルモルトウィスキーである。
先日、「竹鶴」のコンビニ限定ハイボールの缶に感動して購入した私。
竹鶴といえば、創業者の竹鶴政孝氏の名を取って付けられた話は有名だが
そもそも竹鶴は「宮城峡」と、北海道の「余市」のブレンド
余市を飲んだことはあるが、宮城峡は初めて。
おぉっと。テンションがあがる。(ただの呑み助である)
 
宮城峡は、しなやかで華やかな香り、それでもそこはかとない強い風味を持っている。
余市が男性的だという表現をすれば、宮城峡は女性的だと思う。
しなやかで華やか、それでもそこはかとない強さを持って、生きていけたらいいのにな。
そんなことを願う、稲妻が走る雷都 宇都宮で更けていく夜。
 


パイプのけむり夢酒 OGAWA
栃木県宇都宮市泉町2-19
028-621-9281
定休日:日曜日