里子に出す準備

イメージ 1
里子、と書いたけれど正確にはベーコンの友人への発送準備である。
食べ物にそこまで思い入れるのもどうかと思うけれど、
肉をまず仕入れる所から始めてその後も様々な工程を経て、何もかもが手作り。
だからこそ、思い入れも強い。
果たして口に合うだろうか。
何となく送ることでワクワクする思いと心配な思いとが混ざり合った複雑な気分。
今日第8次燻製が仕上がって、7次と8次の燻製を併せて5つ分、配る予定である。
 
ところで、手渡しするのなら、別に気にする必要はないのだけれど、
発送するとしたら、包装をどうすべきか?
段ボールに入れる程大きくもないし、紙袋だとクール便なので濡れて破れてしまう。
そんな事を先日結構悩んでいたのだけれど。
手元にある材料で、どうにかならないものだろうか?
そしてひらめいたのが…牛乳パック!
開いて、リサイクルに出す、あれである。
冷気も遮らないし、温度差で水滴が付いても破れたりしない。
というわけで、牛乳パックを2枚合わせて、ガムテープでぺたぺた。
イメージ 2
うふふ、角を切って何となく、封筒風。
 
蓋をぱたりと閉めて封をしてしまえば、白い包装にガムテープだけ。
それが何だかわからないけれど…でも蓋を開くと牛乳の文字。
ってこれどうみても小学生並みの「工作」である。
私はものすごく不器用で、まっすぐハサミを入れたり、ガムテープを曲がらないように貼る事が大の苦手。
カッターも同様にダメ。まっすぐ紙が切れずに挙句のはてに定規を切ってしまうタイプである。
仕事をしていたころによく封筒のサイズが合わない郵便物を出すのにチョキチョキ、ハサミで切って
封筒を小さいサイズに作り替えたりしていたのだけれど、上司にダメだしされて
結局あんまりにも出来が酷いもんだから、作ってもらったりしていたっけ。
 
だから…ものすごい手作り感あふれる、見た目も工作臭がぷんぷんする牛乳パック製の封筒。
 
そんな何もかもが手作りのベーコン達。
明日、旅立ちます!
 
そして明日はベーコンを携えて多分数年ぶりの戦友との再会。
楽しみである。