季節ひとっとび

いざお山へ。

お山のホテルに電話をかけて、
あれこれ手配し気が付いたら会議40分前。
ん?ここで電話してちゃいけないじゃないのよ。
ま、間に合うのか、私。

慌てて電話を切り車に飛び乗り、海から山へひとっとび。

ナビゲーションで時間を計ったら15分遅刻…。
ま、仕方ないか。
そう思いつつかっ飛んで、山を越え
気が付けば濡れ落ち葉の道に真っ赤なモミジのアーチ。

たった40分で季節が進んだ感じ。
わぁため息が出るほどキレイ。

結局会議にはギリギリセーフで間に合い、
周りにはあれ?海の方にいたはず、今朝話したよね、なんて言われ
お世話になった清掃隊長さんには、いい所に来たねーなんて手伝わされそうになり。
(なんだかんだ言ってすっかり馴染んでいる私)

マネージャー会議は、特にお前何しに来た的な感じもなかった。
来週もまた出る?という話。
実は私、平社員のお前が何故この場にいる?というのを心配していたのだった。

出過ぎて突っ走った自分の行動を少々後悔し、
階級社会の空気を読めずにマネージャー会議に出る志願をしてしまい、
もしやこれはまた、「やっちまった」類に入るかも、スイマセンと上司に報告してあった。

上司は年末年始の動き自体すべて私に一任してくれている。
ゆえに勝手に自分のやり方で手配しているのに、おかげさまで今の所特に非難はない。
ただ表向き、平社員が全て勝手に動いているのは、上司にも結果的に私自身にも都合が悪い。
私が自由に動けるように、上司の指示の上、動かされてる形をとってくれたらしい。

肩書がない私が好き勝手動けるための根回し。
助かった。
おまけに、錦秋のお山の景色、落ち葉の甘い匂いの中、
帰りは紅葉リサーチと称して10分ほど散歩。

たった3時間半で会議に出席して往復50キロを移動。

大変だけど気分転換含みの時間。
楽しかった。

この階級社会はやっかいだ。
予約に戻ってみれば、俺会社嫌いなんだから早く帰りたい(私が結局今日も最後まで残っていた)とか
全部やってくれるぬっこさんに任せて俺達やめようかなんて
中間職の方々にイヤミを言われる事もある。

喧嘩をするつもりもないし、むろん敵意もない。
ただ私はちゃんと仕事と人に向き合いたいだけ。

さて、明日行ったらまた休みっと。