要望歓迎

世の中どうやらF1日本グランプリである。
お山の上ではあんまり関係ないが、山のふもとではかなり湧いている。
道も大渋滞(らしい・・・はまりたくないので降りない)
お山のうちのホテルも会場に比較的近い場所のせいか、
観戦の拠点にされる方もいらっしゃる御様子。

ここのところあれこれトラブル発生もあったが、
やっとつかの間の活気が戻ってきた。
(これがいつも、につながっていけばいいのにな)

そんなわっしょいカーニバルを待ち望んだ私だが・・・
今日は事務所でお留守番。
・・・私必要?とひょっこりレストランに顔を出したら要らない、といわれた。
しょぼん。
え、なんか困ってる? ・・・別に。(以上お役目終了)
今日は厨房も手伝いの方がお見えの様子。
洗い物しましょうか?あ、洗い物のお手伝いもいりませんね。すみません。
いえいえ、不要なんじゃない。
湯守、電話番、明日の準備、その他もろもろ浮いている人間は必ず必要。
たぶん。そうそう。きっとそう。

そういえば、チェックインされてからのルームチェンジというのもある。
清掃の不具合だったり、イメージと違う部屋だったり、その他もろもろ。
理由はいろいろあれど、到着して一度はお部屋にお入りになったものの
やはり違う部屋がいいと移動されるというケースだ。
移動したいというご要望はクレームに近い事もある。
何かどうしても嫌だ、という理由があるからこそ、そうおっしゃられるわけで。

前のホテルでもあった。前の前のホテルでもあった。
でも、そういう要望は実際こちらとしては、我慢せずに言って欲しいと思う。
だってせっかくあれこれ楽しみにしてウェブサイトを見たり、
旅行サイトで選び、旅行の時間の中で長きを占めるお宿での滞在時間。
それが気に入らないまま妥協して過ごす気持ちを考えたら、いたたまれない。
お金を払ってその時間、空間を過ごすわけで、
そのお支払い頂く金額分はもちろん、
金額として換算出来ない、プライスレスな時間を過ごしていただくための
お手伝いをするのが私たちなのだから。
ただただ、部屋に案内し、食事を提供し、精算作業をする訳じゃない。

そして途中までお話させて頂き、誰かに引き継がなければいけない時、
私は必ずお手紙を書く。大した文章を書く訳じゃない。
ホテルの歯車のひとつ、コマとして、ただの仕事として完遂しただけじゃなく、
私『ぬっこ』としてお客様に対して真摯に接したいと思うから。

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