今日のにゃんこ

今日は赤茶のトラ柄にご縁がある日だった。
 
住宅地の路地で出逢った赤茶の縞柄の子。
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車のボンネットから飛び降りて駆け寄ってきたこの子と
道路のど真ん中で座り込んで遊んでいたら家人が出てきた。
 
何となく気まずい。
 
「どうもどうも、いや、私はその通りがかりの者でして…」と、
短くごあいさつした後でご婦人になぜだか言い訳。
 
 
 
 
イメージ 2車の持ち主である白髪の女性は
この猫の飼い主ではないらしく、
隣人の猫がボンネットで暖をとるので困っている様子。
爪で塗装に傷を付けられて困るのはよくわかる。
 
そもそも私も路上で無邪気に猫と戯れる歳でもなかろうに。
それでもお腹を出してこんなあられもない格好をされては、
撫でずにはいられない。
 
 
それからしばらくしていつもの海辺の公園へ。
スケートボードやラジコンで遊ぶ子供たちを脇目にみながらてくてく歩いていると
どこからともなく1匹、また1匹とやってきて、そして気付けば私の周りは猫まみれ。
だから私は食べ物は持ってないってば。
 
犬の散歩のオバサマにも、私が「写真と猫が好きなお姉さん」という事ですっかり定着。
あらぁ。いつも来てるお姉さんと一緒でいいわねぇ、と
猫に話しかけて通り過ぎていく。
どうやら最もよく懐いている2匹の茶トラにはシロ、マルとそれぞれに名前が付いているようだ。
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・・・私は勝手に一匹は「靴下」と「足袋」、と名前を付けている。
足の白い部分が微妙に違うからだ。
ちなみに黒字に茶色の立派な渦巻き模様の名前は「唐草」。
三毛猫は「次郎」(メスなのに。)
三毛猫ホームズ」シリーズの著者が赤川次郎だから。
どうやら私には名付けのセンスがないらしい。
 
にわか雨が降り出したが、木の下は雨露がしのげそうなので
しばらく雨をやりすごす。
慣れた猫は膝の上で、そして微妙な距離を取る子は
私に背を向けて。
猫の毛は水を弾かないので濡れる事を嫌うという。
私も猫も雨宿り・・・あら、猫って温かいのね。
猫とおしくらまんじゅうしながら、お互い暖をとり、
強まる雨脚に足早にみんな去って行った公園でどれぐらい時間を過ごしただろうか。
 
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さて。雨もやんだし帰ろうかな。
またね。
 
ちなみにこんなに猫に好かれる私、実は猫アレルギーである。
路地で鼻水をずるずる垂らしながら猫と戯れる女子がいれば、多分それは私だ。
 
 
 
 
今日の歩行距離3.5キロ。
…へっくしょいっ。