#練習用

粛々と、淡々と

今、どこにも所属していない私は、 いつ起きていつ寝ようが、どこへ行こうが どんな髪型をしてどんな服装をしようが自由だ。 でも不思議な事に、何をしてもいいんだ、という状況に置かれると 意外と地味に淡々と過ごしている。 多分それが私の欲した時間の過…

ぬっこ流開拓論

荒野の開拓の如く、元自分の部屋を片付けに明け暮れる事で やっと自分の部屋としての安住の地を手にしたのが2ヵ月ほど前の事。 あれから…実は開拓を着々と進めている。 もっともここで言う所の「開拓」とは一般的には「片付け・整理整頓」とか呼ばれるものだ…

髪はすべてを語る

肩甲骨の下あたりまで伸びた髪を20センチほどばっさりカットした。 本当は、爆発的に増えてしまった「白髪」を染めに行っただけだった。 もともと若白髪のたちでもなかったのだが、ここ2年で驚くほど白いものが目立つようになり 最近ではそのまま下ろすのも…

本日のパン

本日のパンは・・・ 茶色い。 クランベリーとくるみが入ったコーヒーパン。 口いっぱいに広がるほろ苦いコーヒーの香りと、 クランベリーの甘酸っぱさがなんともいい感じ。 水の代わりに生クリーム使用でコク深いもっふもふな味わい。 うーん幸せ。 実家生活…

じゃじゃ馬姫の冬支度

天気予報に雪だるまのマークが付いたのを目にしたのが今朝の事。 ここ数日朝方の気温がマイナス5度ほど、降れば間違いなく雪だ。 先日降ったたったの2センチ程の雪も、建物の陰の部分は 車で踏み固められてツルツル、カチカチ。 ようやく解けてきたものの、…

ぬっこ棚を作る

インターネットでぽちりと棚を購入したのが先日のこと。 昨日まとめてどっさり届いて、ドライバー片手に棚になるはずの板と格闘。 ただネジ穴にネジを挿しこんで プラスドライバーで組み立てていくだけなのだが どうもうまくいかずに、四苦八苦。 まっすぐ棚…

業務用の響きにワクワクする

「業務用」という響きは 何となく自分がその道のプロになったような気分にさせられる。 あくまで、その気分になるだけであって、 業務用の物を問屋で購入するという話と プロかどうか?という話とは全く別の話だが。 パンやお菓子の材料の店に赴く。 立地も…

のしのし、スキップ、欽ちゃん走り

水中を歩行する。25mプールをひたすら歩く。 ただそれだけだ。 首まで水に浸かっているというだけでこんなに負荷がかかるものかしら、というぐらいに なかなかどうして、意外としんどい。 調べてみたら、速足で1時間歩いた時の消費カロリーが60~80キロカロ…

ぬっこパンを焼く

家で焼いたパンを食べ慣れると、市販の食パンはどうも味気なく感じる。 家で、と言っても、焼いてくれるのはホームベーカリーなのだが。 強力粉と塩、水、ドライイースト、そして無塩バターかマーガリン、そして砂糖。 これらを量って、容器へ。あとはスイッ…

餃子の国の人だもの

今夜は餃子だった。 火が通ってくると皮が透けて中のニラが翡翠色に。 パリパリの皮に一口頬張るとじゅわっと肉汁があふれて あつあつを酢醤油でいただく。 餃子の国の人だもの。 やっぱり餃子は家で食べるのが一番だ。 でもこうして見てみると、焼き過ぎじ…

雪やこんこ

餃子の国も冬将軍がやってきた。 あぁ、ちらほら降り始めたなぁなんて、ぼんやり見ていたら、 あれよあれよという間に黒い車が白くなり始めた。 雪というより「あられ」みたいな、乾いた白い粒。 ところで、ゆーきや 「こんこ」って何?!と思い調べてみた。…

体力づくり

最近の日課…それはプールに行く事。 両親の日課として、夜近所の温泉に行く。 そこではお風呂コミュニティがすっかり出来あがっており、 数日行かないと風呂友達から何かあったか?と心配されてしまうほど。 私は温泉に行かないので、代わりにその時間帯にプ…

長い長い時を経て

「たんすのこやし」と言われるものがどこの家にも多かれ少なかれあるものだ。 ぬっこ宅も例外ではない。 その中から出てきた物…ずいぶん前に亡くなった祖母の大量の着物。 母も私も残念ながら自力で着付けは出来ない。 つまり袖を通される事は永遠にない。 …

隣の芝は青く見えたか?

いつの間にか年が明けていた。 小林幸子が鶴になり、 遠くから風に乗ってかすかに聞こえる 除夜の鐘をかみしめるうちにウサギ年の新年がやってきた。 ぽかぽか陽気で寝正月を決め込んだはいいが 今まで経験した事もないくらいに酷く寝違えてしまい (どんだけ…

ぬっこ 年の最後に動物と戯れる

早いもので今年もあと数時間で終わろうとしている。 今年は時間もあることだし久しぶりにきちんと年賀状を作ろうと思った。 せっかく作るのならば・・・とことんリアリティを追求したくなるのが私。 実は都合よく近所に「真岡りす村」なる施設がある。 とい…

茜色と藍色の間で

来やがったな、寒波め、と悪態をつきたくなるぐらいに 冷たい風だ。 外に出ると自然と背中にぎゅっと力が入る。 関東の空っ風という言葉があるけれど、 山々に白いものを沢山落とした後に 乾いた冷たい風だけがこの土地を拭きぬけていく。 寒さでじっとして…

田舎のクリスマスツリー

どこぞのお宅の生垣に絡みついた 沢山のカラスウリが、真っ赤に彩る。 最近よく見る庭中を彩るLEDの電飾のように、 鮮やかな装飾とは程遠いが これはこれでまた赴きがあってステキ。 散歩をしていてふと足を留め、 また踏み出す一歩が少しだけ弾んだのは、 …

布団の上げ下ろしに日本文化を懐かしむ

この2週間、布団の上げ下ろしをして和室に暮らしていたのだが、 倉庫だった洋室がようやく片付きつつあるので、 ベッドを楽天でポチリと購入。 右手のマウス操作ひとつで全部出来てしまうというのは、つくづく便利な世の中だ。 ここに暮らすようになり2週間…

この際なので

悪い所は治そう、という事で。 先日コンタクトの処方箋が欲しくて眼科に行ったら、角膜炎を起こしていた。 理由の心当たりは数知れず。 過去1年弱、1日用の使い捨てコンタクトを私は何日使って交換していた事やら…。 私はもともとメガネなしでは生活出来ない…

牛との遭遇

この20年でこの街も大きく変わった。 田んぼが整地されて道が出来、道が出来たらそこが住宅が沢山出来て、新しい街が出来る。 昔シムシティーという街づくりのゲームがあったが、 散歩しながら、その「1/1街づくり」の結果を目の当たりしてちょっとびっくり…

のどかな最果ての地で、血相を変えて走る

私が生まれ育った「SLが走る街」は、空が広い。 このSL型の建物は、駅舎である。 毎週末のどかな田んぼの中を、 黒煙をもくもくあげて、汽笛を鳴らしながらSLが走る。 (でも私は乗った事がない) 標高は平均して100m程の起伏のない広大な平野が広がり 山の…

物と埃との戦い、餃子国の乱

無事に餃子の国、SLの走る街の住人になった。 手続き類の諸々を済ませ、何とか居住空間が出来て落ち着いたのがやっと今日。 引っ越し自体は、手配していた通り滞りなく済んだのだが…。 もう何年も使わずに倉庫になっていた部屋の片付けに数日。 この片付けが…

湯河原でどうしても行きたかった場所

息を切らして緩やかな坂を登りきると…。 あぁー!あったあった!! 思わず店を見て通りで大声を出してしまった私。 スーパーの横にある、この珈琲豆の自動販売機に お世話になっている事は先日書いたけれど 行きたかったその場所は、その豆を販売している方…

ぬっこ 湯河原の山で右往左往する

明日は引っ越しの荷物搬出やらで意外とバタバタするので ゆっくり過ごせるは今日が最後の日になる。 さて、何をしようか。 この土地で何かし忘れている事は、ないだろうか。 まずは腹ごしらえと行こうか (調理器具を全て荷造りしてしまったので、食事は外食…

ぬっこ 湯河原の歴史に触れてみる

湯河原といえば、「たぬき」である。 そして万葉公園には、狸福神社(りふくじんじゃ)と たぬきを祀った神社まである。 何故にたぬき?! なぜ祀る?その理由は。 山間の地、この湯河原に一匹の雄狸が居りました。 ある日の事、土地の人達が狩猟の弓で狸を…

足湯deおしるこ

昨日の強風とは打って変わって今日は穏やかないい天気。 今日の散歩のメインテーマ(?)は、滝めぐり。 湯河原には「五大滝(だるま滝、不動滝、五段の滝、そして白雲の滝、清水の滝)」があるというが、 実はひとつもきちんと見たことがなかった。 どうや…

やどかりぬっこの引っ越し準備

通算で8回目か9回目になろうか…。 「やどかりぬっこ」が、業者に委託するものとしては多分今までで最も少ない荷物量の今回の引っ越し。 恒例の引っ越し業者の合い見積もり祭りも荷物が少ないとなると 業者のそっけない事、そっけない事。 結局5社に見積もり…

ビッグウェーブ乗り切る

無事に大波が去った。 もがき苦しんで一昨日出社した訳だが、結果的には行って来て良かったと思う。 どの面下げて…なんて思う間も、もじもじする間もなく、 私の車のエンジン音(低音が響くので事務所まで聞こえる)を聞きつけて 後輩が駐車場まで迎えに来て…

陽だまり探しの才能

強い風が雲を押し流して、快晴の青空。 でも肌に当たる風は身体をぎゅぎゅっと縮こまらせる冷たさだ。 風が吹くたびに肩や背中に無駄に力が入って身構えている事にふと気がつく。 まだ身体は、この冷たい風には慣れてくれていないが、季節が秋から冬へと変わ…

ぬっこ 晩秋の空気を身体に充填しに行く

一昨日、みかんの国の湯河原より、箱根のお山をかすめて1時間程ドライブ。 国道の渋滞にうんざりしてしまい、湯本までたどりつけずにさっさと箱根新道に入ったものの、 結局、新道でも工事渋滞にどっぷりはまる。 元箱根辺りはもう紅葉は終わり。 曇り空に…